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プロはアマに負けてはならない

先日ブログにて制作経過まで写真つきで、丁寧に解説した市展作品でしたが・・・・
まことに遺憾なことに受賞なしの入選どまりという結果通知がきました。

たかが市展と甘く見ていたのもありますが、
正直言ってショックですね。


プロがアマに負けるというのは、勝負事の世界ではスポーツでも芸術でも
プロ側にとっては、あってはならないことであります。

将棋のプロ棋士の田村康介という方がいますが、彼はプロ同士の対戦では
弱いですが対アマチュアではめっぽう強く、公式戦の対アマでは無敗を誇っています。

彼は以前、「プロはアマに負けてはならない」と言ってました。

僕もそう思いますが、現実にはどの世界もアマとプロの差が無くなりつつあるということでしょうか・・・。まあ、実際うちの教室でも驚異的に上手な方がいますしね(T-T)


とても食えない画家という職業〜その2〜




昨日の続きですが、画家というのは確かに食えないです。

まあ画家に限らず、彫刻家・友禅職人・染織家・・・・あるいは音楽関連でも、
平均収入はワーキングプアなみです。

僕の知り合いでも、年金も国保も加入せず

京都や東京で激安で住むだけで命の危険が伴うような極貧アパートに住み

50歳を過ぎても独身で貧乏芸術家・役者などを続けてる人は、たくさんいます。



以前、ある劇作家が、こんな感じのことを言っていました。

『アーティストとしての人生は、チキンレースにたとえられる。ぎりぎりの極限状態の中で、
30や40を過ぎて周りが次々と就職・結婚していく中で、いかに耐えて耐えて生き残るか。
美大や芸大では絵の描き方は教えても、
「チキンレースにいかに生き残るか」までは教えてない。
一番大切なのは、あらゆる障壁を跳ね返す大らかさとタフさだ!』



・・・・・・・・ガラスのハートと定評のある僕ではダメっぽいです。強化ガラスにしないと(笑)




とても食えない画家という職業〜その1〜




世の中の、いわゆる「画家」といわれる人間は、
自称も含めて、実際には絵だけでは生活できていないのが実情です。

日展やら二科展やら二紀展やら、有名団体の会員や審査員たちですら
大学や高校の教員などの「副業」でなんとかしのいでいる人が多いです。

ちなみに上記の団体のひとつでは、「審査員」は、約1週間の審査期間を
会社や教職を休んで自費で滞在するそうです。
出世するほどお金だけがかかるそうです。



さらに、出世して大手画廊で個展を開くにも、
販売手数料は半額画廊にとられ、
そこから額縁代や画材代を引くと、手元にはほとんど残りません。
画廊によっては売り上げノルマなるものもあり、客を連れてこないといけないそうです。

県展で審査員をするほどの知り合いの画家が、
「俺は○○画廊で個展を開いたぞ。あそこでやれてこそプロの画家だ!」
と・・・・自慢げに話してましたが、それが上記の悲惨な条件なので・・・・・・

それってホントにプロか?




バブルの頃にはバンバン売れていた方々も、
今では名前を変えて安い色紙絵などを描いて
細々と暮らしているという話も聞きます。

長引く不況の中で、銀座にあった画廊も半分が撤退し、
絵と関連する額縁や画材メーカーなども、どんどん倒産しています。

僕と大学同期の画家も、残っているのは僕ともう一人だけです。
その人は、O村さんという女性ですが、創画会に所属し、
現在日本画界では若手でトップクラスです。

ちなみに僕は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どうかな?Σ( ̄□ ̄;)















絵といふもの




最近、デジタルアートが隆盛を極め、従来の手描きで顔料あるいは染料で描き込む
という作業が、だんだん衰退していっている気がします。

shadeなどで描いた3Dアートなどを見ると、確かに勝てないなと僕も思います・・・。

しかし、手描きの「原画」には、デジタルにはない実物の絵具のボリュームと確かな「存在」、
そしてコレクション価値があります。

デジタルは、音楽でも映像でも静止画でも、カンタンに複製できるし、
しょせんデジタル作品は0と1の、ただの数列であり、
それを出力する機器によって色味やクオリティが違ってきてしまうのが弱点でしょうね。

絵の訓練の難しさ




最近教室で絵を教えてて思うのは、
その人の個性を大事にしつつ「上手く」なるには
どうしたらよいか?ということです。

なかには、ほったらかしの先生もいますし、
かたや、いちいち手を加えまくって
先生の絵なのか生徒の絵なのかわからないような・・・
絵の教え方は、決まりがないぶん難しいです。

もちろん絵そのものには、歴史の中で確立された「描写のルール」
みたいなものがあるのですが・・。

まあ、基本はなんといっても「楽しんで描く」ということですかね。
あとは、正しい基本知識と枚数ですね。

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プロフィール

PON☆やまと

Author:PON☆やまと
時代を逆リードする田舎都市・倉吉で絵を描き続ける、さえない貧乏画家です☆
京都造形芸術大学卒。
「絵画教室アトリエやまと」主任講師。
「絵画工房やまと」主宰。
(株)サクラクレパス「大人の塗り絵」公認講師。

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